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ようやくDVDで観ることが出来ました。
犬は鎖につなぐべからず (ナイロン100℃)

お気に入り度 ★★★★☆
もうね。本当にご馳走様でした。
10回はシーンごとに繰り返して観てます。
こういうの、ホントに好きなんです。モダンでシュールな世界。
豆千代さんの衣装が、本当に華やかで素敵だった。
自分では絶対こういうの着れないし、着ないと思うけど、やっぱキレイなものは何でも、
見てて良いもんです。
豆千代さんだから、女性の着物の印象が強い舞台だったけど、ブログでも載ってた
大河内さんの着物の背中の犬は可愛かったなぁ。
8話(7話+1)は、どれも大好きだけど、あえて選ぶなら、
「カライ博士の臨終」「犬は鎖に繋ぐべからず」「屋上庭園」がお気に入りです。
なんかもうね、この作品で確信したんですが、「ウチソバ」、「男スポ」、「犬鎖」と
私は、ケラさん演出の作品では大人数が出てる舞台が大好きみたいです。
「犬鎖」の会議シーンなんて、私が大っ好きな「ウチソバ」を思わせるシュールな
やりとりの満載だった。
吹き矢吹くシーンとか「ウチソバ」でも特に好きな所なんです。
ペスの登場シーンや役者全員のズッコケ、吉増さんが裁決をとる場面も大好きだ。
物語全体に関しての印象では、今回のナイロンは、大きな事件は取り立てて起きないものの、
人間の内面。つまり、心の機敏、変化について、丁寧に描かれていると感じた。
あと、転換シーンの井手茂太さん振付のダンス。
すっごく良かった。独特のダンスで結構動きが笑えるんだけど、カッコイイ。
まったくどんなのか予想もつかずに、前評判は良いって知って期待して見始めたんですが、
これがもう、凄く見てる方も楽しいし、やってる方も楽しいだろうな。と思わせるダンスだった。
もう役者たちが動く、動く。
動きが俊敏すぎて早送りして撮ってんのかと思った。
大河内さんと松永さんノリノリ。
映像はいつも、「すごいなぁ〜」って感心しながら観てるんですけど、
今回も可愛い作りだった。
あと、DVD専用のお楽しみのコメンタリー。
今回は、廣川さん、村岡さん、植本さんだった。
植本さん。
「深夜劇場」での本谷さんとのやり取り見てても思ってたんだけど、面白い人だ。
今回のコメンタリーも植本さんのツッコミに笑った。
何か結構、話してる(インタビュー)してる相手に毒のあるツッコミ、というか言い方(良い意味で)
をする方なんですけど、それが、逆に、相手のホンネを聴き出すのに見事に成功してて凄い。
いつも自然体って感じで、取り繕ってない感じが見てて気持ちが良い。
村岡さんもお上品な感じで、コメントを冷静にしてて良かった。
↓は戯曲。
他の人の感想見てまわってて、発見したブログの、ナイロン評というかケラ評であったんだけど、
「ナンセンスで黒い笑いのセンスについては、現在の日本の演劇界ではナイロン主宰のケラの表現が突出して洗煉されていると僕は思う。しかしその笑いにはたちのよくない、ある種の陰湿さを感じるときもよくあって、作品によってかなり好き嫌いが分かれる。」
ここの部分に妙に納得。
確かに普段のケラ作・演出のナイロン舞台は、黒すぎて笑っていいのかわからない時がある。
でも、基本的にケラさんの描く人間模様は大好きだ。
登場人物が、みんな、実はくわせ者っていうか、欲望というか、自分勝手な所が良い。
完全な善人も悪人もいない感じ。
人間ってそういうものだなって思わせる力量というか説得力がこの人(ケラ)の描く人物像にはある気がする。
※岸田國士については、青空文庫で一部の随筆・評論などが閲覧することができます。
●ナイロンの劇団員
DVDでだけど、何作品かナイロンの作品をが見てきて、好きな役者さんが自分の中で
決まってきました。
ナイロンの役者さんはみんな個性が強くて、演技も上手いんだけど、
みのすけさん、松永さん、長田さん、吉増さんは別格で好きです。
吉増さんは「男スポ」のインド人といい、「犬鎖」の臨終前のお爺さん役といい、
こういう、イロモノ系の役が凄く似合う人だなぁと気付かされました(笑)
たぶん、吉増さん自身が面白い人なんだろうね。コメンタリー聴いててもそう思うし。
長田さんは、正直「ハルディン〜」の時の演技というか、役柄があんまり好きじゃなかったんだけど、
「男スポ」「すべ犬」「犬鎖」は凄く良かった。特に「犬鎖」の紅子役はいじらしくて可愛らしかった。
犬山さんも、ナイロンで最初に観た「ハルディン〜」の時は何とも思わなかったんですが、
「ウチソバ」のアルジャーノンとメンチの一人二役を観て、凄い役者さんだと思った。
今まで観た、ナイロン作品のキャラの中でも一番好きかも。
「犬鎖」の次は、「テクノ・ベイビー」と「わが闇」のDVDを観る予定。
犬は鎖につなぐべからず (ナイロン100℃)

お気に入り度 ★★★★☆
もうね。本当にご馳走様でした。
10回はシーンごとに繰り返して観てます。
こういうの、ホントに好きなんです。モダンでシュールな世界。
豆千代さんの衣装が、本当に華やかで素敵だった。
自分では絶対こういうの着れないし、着ないと思うけど、やっぱキレイなものは何でも、
見てて良いもんです。
豆千代さんだから、女性の着物の印象が強い舞台だったけど、ブログでも載ってた
大河内さんの着物の背中の犬は可愛かったなぁ。
8話(7話+1)は、どれも大好きだけど、あえて選ぶなら、
「カライ博士の臨終」「犬は鎖に繋ぐべからず」「屋上庭園」がお気に入りです。
なんかもうね、この作品で確信したんですが、「ウチソバ」、「男スポ」、「犬鎖」と
私は、ケラさん演出の作品では大人数が出てる舞台が大好きみたいです。
「犬鎖」の会議シーンなんて、私が大っ好きな「ウチソバ」を思わせるシュールな
やりとりの満載だった。
吹き矢吹くシーンとか「ウチソバ」でも特に好きな所なんです。
ペスの登場シーンや役者全員のズッコケ、吉増さんが裁決をとる場面も大好きだ。
物語全体に関しての印象では、今回のナイロンは、大きな事件は取り立てて起きないものの、
人間の内面。つまり、心の機敏、変化について、丁寧に描かれていると感じた。
あと、転換シーンの井手茂太さん振付のダンス。
すっごく良かった。独特のダンスで結構動きが笑えるんだけど、カッコイイ。
まったくどんなのか予想もつかずに、前評判は良いって知って期待して見始めたんですが、
これがもう、凄く見てる方も楽しいし、やってる方も楽しいだろうな。と思わせるダンスだった。
もう役者たちが動く、動く。
動きが俊敏すぎて早送りして撮ってんのかと思った。
大河内さんと松永さんノリノリ。
映像はいつも、「すごいなぁ〜」って感心しながら観てるんですけど、
今回も可愛い作りだった。
あと、DVD専用のお楽しみのコメンタリー。
今回は、廣川さん、村岡さん、植本さんだった。
植本さん。
「深夜劇場」での本谷さんとのやり取り見てても思ってたんだけど、面白い人だ。
今回のコメンタリーも植本さんのツッコミに笑った。
何か結構、話してる(インタビュー)してる相手に毒のあるツッコミ、というか言い方(良い意味で)
をする方なんですけど、それが、逆に、相手のホンネを聴き出すのに見事に成功してて凄い。
いつも自然体って感じで、取り繕ってない感じが見てて気持ちが良い。
村岡さんもお上品な感じで、コメントを冷静にしてて良かった。
↓は戯曲。
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他の人の感想見てまわってて、発見したブログの、ナイロン評というかケラ評であったんだけど、
「ナンセンスで黒い笑いのセンスについては、現在の日本の演劇界ではナイロン主宰のケラの表現が突出して洗煉されていると僕は思う。しかしその笑いにはたちのよくない、ある種の陰湿さを感じるときもよくあって、作品によってかなり好き嫌いが分かれる。」
ここの部分に妙に納得。
確かに普段のケラ作・演出のナイロン舞台は、黒すぎて笑っていいのかわからない時がある。
でも、基本的にケラさんの描く人間模様は大好きだ。
登場人物が、みんな、実はくわせ者っていうか、欲望というか、自分勝手な所が良い。
完全な善人も悪人もいない感じ。
人間ってそういうものだなって思わせる力量というか説得力がこの人(ケラ)の描く人物像にはある気がする。
※岸田國士については、青空文庫で一部の随筆・評論などが閲覧することができます。
●ナイロンの劇団員
DVDでだけど、何作品かナイロンの作品をが見てきて、好きな役者さんが自分の中で
決まってきました。
ナイロンの役者さんはみんな個性が強くて、演技も上手いんだけど、
みのすけさん、松永さん、長田さん、吉増さんは別格で好きです。
吉増さんは「男スポ」のインド人といい、「犬鎖」の臨終前のお爺さん役といい、
こういう、イロモノ系の役が凄く似合う人だなぁと気付かされました(笑)
たぶん、吉増さん自身が面白い人なんだろうね。コメンタリー聴いててもそう思うし。
長田さんは、正直「ハルディン〜」の時の演技というか、役柄があんまり好きじゃなかったんだけど、
「男スポ」「すべ犬」「犬鎖」は凄く良かった。特に「犬鎖」の紅子役はいじらしくて可愛らしかった。
犬山さんも、ナイロンで最初に観た「ハルディン〜」の時は何とも思わなかったんですが、
「ウチソバ」のアルジャーノンとメンチの一人二役を観て、凄い役者さんだと思った。
今まで観た、ナイロン作品のキャラの中でも一番好きかも。
「犬鎖」の次は、「テクノ・ベイビー」と「わが闇」のDVDを観る予定。
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